WT7-W01|歴史総合・世界史探究 対策問題
第二次世界大戦初期のドイツの戦況について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
電撃戦でポーランド・フランスを短期間で降伏させた
この問題のポイント
第二次世界大戦初期のドイツの戦況を問う問題。電撃戦によるポーランド・フランスの短期降伏が答え。
解説
1939年9月1日、ドイツはポーランドへ侵攻し、英仏の対独宣戦で第二次世界大戦が始まった。
ドイツ軍は、戦車部隊と航空機を集中運用して敵の防衛線を一気に突破する電撃戦を駆使し、ポーランドを数週間で制圧した。
1940年春には北欧・ベネルクスへ侵攻し、6月にはフランスを降伏させてパリを占領した。第一次世界大戦で4年守り抜いたフランスの、わずか6週間での崩壊は世界に衝撃を与えた。
フランス南部には対独協力のヴィシー政権(ペタン元帥)が成立する一方、ド・ゴールはロンドンから自由フランスの抗戦を呼びかけた。孤立したイギリスはチャーチルのもと、本土上空の航空戦を耐え抜いた。
ひっかけポイント
ドイツはイギリス本土の占領には失敗している。ヴィシー政権(対独協力)と自由フランス(ド・ゴール・抗戦)の対比は頻出。独ソが「共同で英と戦った」事実はない。
選択肢の確認
①「開戦と同時にアメリカに宣戦した」
❌ 誤り。
ドイツがアメリカに宣戦したのは日本の真珠湾攻撃を受けた1941年12月であり、1939年の開戦時ではない。
②「電撃戦でポーランド・フランスを短期間で降伏させた」
✅ 正しい。
ドイツは戦車と航空機を集中運用する電撃戦でポーランドを数週間で制圧し、1940年には北欧・ベネルクスを経てフランスを降伏させた。
③「開戦直後にイギリス本土を占領した」
❌ 誤り。
ドイツはバトル・オブ・ブリテンで制空権を奪えずイギリス本土上陸を断念しており、占領していない。
④「緒戦からソ連と共同でイギリスと戦った」
❌ 誤り。
開戦時のドイツとソ連は独ソ不可侵条約の下でポーランドを分割しており、ソ連がイギリスと戦ったのではない。独ソ戦の開始は1941年6月である。
覚えるポイント
- ポーランド侵攻は1939年9月1日、大戦開始
- フランス降伏は1940年6月
- ヴィシー政権(協力)対 自由フランス(ド・ゴール)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。