WT4-E22|歴史総合・世界史探究 対策問題
アメリカ独立戦争の勝利に寄与した外国の支援として正しいものはどれか。
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正解: 4
正解
フランスがアメリカ側で参戦した
この問題のポイント
アメリカ独立戦争への外国の支援を問う問題。1778年のフランス参戦が決定的な支援である。
解説
独立戦争の緒戦、植民地側は物資も資金も乏しく苦戦した。転機は1777年のサラトガの戦いでの勝利である。
これを見たフランスは、七年戦争でイギリスに敗れた雪辱を果たすべく、1778年にアメリカ側で参戦した。スペイン・オランダもこれに続いた。
さらにロシアのエカチェリーナ2世は1780年に武装中立同盟を提唱し、イギリスの海上封鎖に対抗して中立国の通商を守った。イギリスは国際的に孤立したのである。
1781年のヨークタウンの戦いで米仏連合軍が勝利して大勢は決し、1783年のパリ条約でイギリスは独立を承認した。なおフランスは参戦の戦費で財政危機が深まり、これがフランス革命の一因となる。
ひっかけポイント
支援したのはフランス(アメリカ側)であり、ロシアは武装中立同盟で間接的にイギリスを孤立させた。フランスの戦費負担がフランス革命につながる皮肉な連鎖も頻出。
選択肢の確認
①「ロシアがイギリス側で参戦した」
❌ 誤り。
ロシアのエカチェリーナ2世は武装中立同盟を結んでイギリスを海上で孤立させており、イギリス側で参戦していない。
②「スペインがイギリスに軍資金を提供した」
❌ 誤り。
スペインはフランスに続いてアメリカ側で参戦しており、イギリスを援助してはいない。
③「プロイセンがイギリス軍の主力となった」
❌ 誤り。
プロイセンは参戦しておらず、イギリス軍が雇ったのはヘッセンなどドイツ諸邦の傭兵であった。
④「フランスがアメリカ側で参戦した」
✅ 正しい。
正解。サラトガの戦いを機に、七年戦争の雪辱をめざすフランスが1778年にアメリカ側で参戦し、独立の実現を助けた。
覚えるポイント
- サラトガの戦い(1777年)→フランス参戦(1778年)
- エカチェリーナ2世の武装中立同盟(1780年)
- ヨークタウンの戦い(1781年)→パリ条約(1783年)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。