WT8-A03|歴史総合・世界史探究 対策問題
ペルシア戦争でギリシアのポリス連合軍が勝利した海戦はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
サラミスの海戦
この問題のポイント
ペルシア戦争の勝敗を決めたサラミスの海戦を問う。海戦名と時代・当事者の対応を整理できていれば即答できる。
解説
前提として、前5世紀、オリエントを統一したアケメネス朝ペルシアがギリシアのポリス世界へ侵攻した(ペルシア戦争)。
ギリシア側はマラトンの戦い(前490年)、テルモピレーの戦いを経て、前480年のサラミスの海戦で、テミストクレス率いるアテネ海軍が三段櫂船を駆使してペルシア艦隊に大勝し、戦争の勝敗を決定づけた。
重要なのはその後の変化である。軍船の漕ぎ手として活躍したのは武具を買えない無産市民だったため、勝利後に彼らの発言力が高まり、ペリクレス時代のアテネ民主政の完成を後押しした。
- アクティウムの海戦(前31年)はローマ内戦
- レパント(1571年)は対オスマン
- トラファルガー(1805年)は対ナポレオン
ひっかけポイント
アクティウム(前31年・オクタウィアヌス対アントニウス)との混同が最頻出。時代も当事者も全く異なる海戦名を並べる型に注意。
選択肢の確認
①「サラミスの海戦」
✅ 正しい。
前480年のサラミスの海戦でテミストクレス率いるアテネ海軍がアケメネス朝の艦隊を破り、ペルシア戦争の勝敗を決した。
②「アクティウムの海戦」
❌ 誤り。
アクティウムの海戦は前31年、オクタウィアヌスがアントニウスとクレオパトラを破ったローマ内戦の戦いである。
③「レパントの海戦」
❌ 誤り。
レパントの海戦は1571年、スペインなどの連合艦隊がオスマン帝国を破った戦いである。
④「トラファルガーの海戦」
❌ 誤り。
トラファルガーの海戦は1805年、ネルソン率いるイギリス艦隊がナポレオン側の艦隊を破った戦いである。
覚えるポイント
- サラミスの海戦は前480年、テミストクレスの指揮
- 漕ぎ手の無産市民が台頭し民主政完成へ
- アクティウムは前31年のローマ内戦の海戦
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。