WT6-I06|歴史総合・世界史探究 対策問題
1936〜39年のスペイン内戦について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
フランコの反乱軍を独伊が支援し、人民戦線政府は敗北した
この問題のポイント
スペイン内戦の対立構図を問う問題。フランコ反乱軍を独伊が支援し、人民戦線政府が敗北した、という支援関係の対応で解ける。
解説
1936年、スペインでは反ファシズムの人民戦線政府が選挙で成立した。これに対しフランコ将軍が軍事反乱を起こし、スペイン内戦(1936〜39年)が始まった。
支援関係が最大のポイントである。
- 反乱軍側: ドイツ・イタリアが公然と軍事支援。ドイツ空軍によるゲルニカ爆撃は都市無差別爆撃の先例となった
- 政府側: ソ連と、各国の市民が参加した国際義勇軍(ヘミングウェイ、オーウェルらも参加)
- 英仏: 戦争拡大を恐れて不干渉政策をとった
支援の非対称の結果、1939年に人民戦線側は敗北し、フランコの独裁が始まった。ピカソの「ゲルニカ」は反戦美術の資料として超定番である。
ひっかけポイント
支援関係の入れ替え(独が政府側など)が定番の引っかけ。英仏の「不干渉」が事実上ファシズム側を利した点は、宥和政策の文脈で問われる。
選択肢の確認
①「人民戦線政府をドイツが支援した」
❌ 誤り。
ドイツが支援したのはフランコの反乱軍であり、人民戦線政府を支えたのはソ連と国際義勇軍であった。
②「イギリス・フランスが人民戦線側で全面参戦した」
❌ 誤り。
イギリス・フランスは不干渉政策をとって参戦しておらず、それが結果として反乱軍を利した。
③「内戦の結果、社会主義政権が成立した」
❌ 誤り。
内戦に勝ったフランコが長期の独裁体制を敷いたのであり、社会主義政権は成立していない。
④「フランコの反乱軍を独伊が支援し、人民戦線政府は敗北した」
✅ 正しい。
正解。人民戦線政府に対しフランコが反乱を起こすと、ドイツ・イタリアが公然と反乱軍を支援し、英仏の不干渉もあって1939年に人民戦線側が敗れた。
覚えるポイント
- スペイン内戦は1936〜39年、フランコ反乱軍が勝利
- 独伊は反乱軍支援、ソ連・国際義勇軍は政府支援
- 英仏は不干渉政策、ゲルニカ爆撃とピカソの絵
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。