WT8-A21|歴史総合・世界史探究 対策問題
16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人はだれか。
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正解: 1
正解
ピサロ
この問題のポイント
インカ帝国を征服したピサロを問う。コルテス=アステカ、ピサロ=インカという征服者の対応が最大のポイント。
解説
前提として、16世紀前半、スペインの征服者(コンキスタドール)たちが一獲千金を求めてアメリカ大陸へ渡った。
コルテスは1521年、メキシコのアステカ王国を滅ぼした。ピサロは1533年、皇帝アタワルパを捕らえて処刑し、アンデスのインカ帝国を征服した。
征服を決定づけたのは武器の差だけではない。スペイン人が持ち込んだ天然痘などの感染症に対し、先住民は免疫を持たず、人口が壊滅的に激減したことが大きいとされる。
その後、鉱山やプランテーションの労働力が不足すると、アフリカから黒人奴隷が導入され、大西洋奴隷貿易の拡大につながっていく。征服・疫病・奴隷貿易は一続きの因果として問われる。
ひっかけポイント
コルテス=アステカ(1521年)、ピサロ=インカ(1533年)の対応の入れ替えが最頻出のひっかけ。マゼランは世界周航、バルボアは太平洋到達で別人。
選択肢の確認
①「ピサロ」
✅ 正しい。
ピサロは1533年、皇帝アタワルパを処刑してインカ帝国を征服した。
②「コルテス」
❌ 誤り。
コルテスが1521年に滅ぼしたのはメキシコのアステカ王国であり、インカ帝国ではない。
③「マゼラン」
❌ 誤り。
マゼランの一行は世界周航を成し遂げた航海者であり、インカ帝国の征服者ではない。
④「バルボア」
❌ 誤り。
バルボアはパナマ地峡を越えて太平洋に到達した人物である。
覚えるポイント
- ピサロ=インカ帝国征服(1533年)
- コルテス=アステカ王国征服(1521年)
- 感染症で先住民激減→黒人奴隷導入へ
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。