WT6-I15|歴史総合・世界史探究 対策問題
戦間期の東南アジアの民族運動について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
インドネシアでスカルノが国民党を結成し、独立運動を指導した
この問題のポイント
戦間期東南アジアの民族運動を問う問題。インドネシアのスカルノ、ベトナムのホー・チ・ミンという指導者対応で解ける。
解説
第一次世界大戦後の民族自決の潮流とロシア革命の影響を受け、東南アジアでも民族運動が本格化した。
代表的な指導者と組織を対応させて覚えよう。
- オランダ領東インド: スカルノが1927年にインドネシア国民党を結成。たびたび投獄されながら独立運動を指導
- フランス領インドシナ: ホー・チ・ミンが1930年にインドシナ共産党を組織
- アメリカ領フィリピン: 独立運動を受け、アメリカは1934年に10年後の独立を約束
これらの運動は戦間期には弾圧されたが、第二次世界大戦後の独立へ結実する。指導者たちが戦後の建国の父となる点で、戦後史への伏線として重要である。
ひっかけポイント
スカルノ=インドネシア、ホー・チ・ミン=ベトナムの対応の入れ替えが定番。フィリピンには独立の約束(1934年)が与えられていた点も、選択肢の正誤判定で問われる。
選択肢の確認
①「東南アジアでは民族運動は起こらなかった」
❌ 誤り。
戦間期の東南アジアではベトナムやビルマ、フィリピンなど各地で民族運動が本格化した。
②「ベトナムの民族運動はフランスが公認していた」
❌ 誤り。
フランスはインドシナ共産党などの民族運動を弾圧しており、公認していない。
③「フィリピンには独立の約束が一切与えられなかった」
❌ 誤り。
アメリカは1934年の法律でフィリピンに10年後の独立を約束している。
④「インドネシアでスカルノが国民党を結成し、独立運動を指導した」
✅ 正しい。
正解。オランダ領東インドではスカルノが1927年にインドネシア国民党を結成し、独立運動を指導した。
覚えるポイント
- スカルノは1927年インドネシア国民党を結成
- ホー・チ・ミンは1930年インドシナ共産党を組織
- 米は1934年フィリピンに10年後の独立を約束
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。