WT6-I35|歴史総合・世界史探究 対策問題
1927年に蔣介石が南京に樹立した政権はどれか。
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正解: 2
正解
国民政府
この問題のポイント
1927年に蔣介石が樹立した政権を問う問題。上海クーデタ後の南京国民政府が答え。
解説
孫文の死後、国民党の実権を握った蔣介石は、軍閥打倒をめざす北伐を1926年に開始した。
しかし北伐の途上の1927年、蔣介石は上海クーデタを起こして提携相手だった共産党を武力で排除し、南京に国民政府を樹立した。第1次国共合作の崩壊である。
翌1928年、北伐は完成した。父の張作霖を関東軍に爆殺された張学良が国民政府への合流(易幟)を選び、中国はいちおうの統一を見た。
排除された共産党は農村へ逃れ、1931年に江西省瑞金で中華ソヴィエト共和国臨時政府を樹立して対抗した。南京の国民政府と瑞金の共産党政権の並立が、長征・西安事件・国共合作という以後の展開の前提となる。
ひっかけポイント
中華ソヴィエト共和国臨時政府(1931年・瑞金・共産党)との入れ替えが定番。満洲国(1932年・日本)や中華人民共和国(1949年)は時期も主体も異なる。
選択肢の確認
①「中華人民共和国」
❌ 誤り。
中華人民共和国の成立は1949年であり、国共内戦に勝った共産党によるものである。
②「国民政府」
✅ 正しい。
正解。蔣介石は1927年の上海クーデタで共産党を排除し、南京に国民政府を樹立して翌年に北伐を完成させた。
③「中華ソヴィエト共和国臨時政府」
❌ 誤り。
中華ソヴィエト共和国臨時政府は共産党が1931年に瑞金で樹立した政権である。
④「満洲国」
❌ 誤り。
満洲国は1932年に日本の関東軍の主導で建てられた国家であり、蔣介石の政権ではない。
覚えるポイント
- 南京国民政府は1927年、蔣介石が樹立
- 上海クーデタで共産党を排除(国共合作崩壊)
- 北伐完成は1928年(張学良の易幟)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。