WT6-W08|歴史総合・世界史探究 対策問題
ワシントン会議(1921〜22年)で結ばれた九カ国条約の内容として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
中国の主権尊重・領土保全・門戸開放を確認した
この問題のポイント
ワシントン会議の九カ国条約を問う問題。中国の主権尊重・領土保全・門戸開放の確認、という内容で解ける。
解説
1921〜22年、アメリカの提唱でワシントン会議が開かれ、アジア太平洋の新秩序(ワシントン体制)が形成された。3つの条約の役割分担が最重要である。
- 海軍軍縮条約: 主力艦の保有比率を米英5・日3に制限
- 四カ国条約: 太平洋の現状維持を約束。これに伴い日英同盟は終了
- 九カ国条約: 中国の主権尊重・領土保全・門戸開放・機会均等を確認
九カ国条約に基づき、日本は山東権益を中国へ返還した。
のちの満洲事変は、この九カ国条約に違反するものとして国際的な非難を浴びることになる。3条約の対象の対応は日本史と共通の最頻出事項である。
ひっかけポイント
四カ国条約(日英同盟廃棄)と九カ国条約(中国問題)の内容の入れ替えが定番。日英同盟は「延長」ではなく「終了」した点が急所。
選択肢の確認
①「日英同盟を10年延長した」
❌ 誤り。
日英同盟は四カ国条約の成立にともなって終了しており、延長されていない。
②「中国の分割を正式に承認した」
❌ 誤り。
条約は中国の領土保全をうたっており、分割の承認とは正反対である。
③「ソ連の国際連盟加盟を認めた」
❌ 誤り。
ソ連の国際連盟加盟は1934年であり、ワシントン会議とは関係がない。
④「中国の主権尊重・領土保全・門戸開放を確認した」
✅ 正しい。
正解。九カ国条約は中国の主権尊重・領土保全・門戸開放・機会均等を確認し、日本は山東権益を中国へ返還した。
覚えるポイント
- 九カ国条約は中国の主権尊重・門戸開放を確認
- 四カ国条約で日英同盟が終了
- 海軍軍縮条約は主力艦比率米英5・日3
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。