WT6-W15歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究D 諸地域の結合・変容(4) 第二次世界大戦と諸地域の変容

1929年10月の世界恐慌の始まりとなった出来事はどれか。

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正解: 2

正解

ニューヨーク株式市場の大暴落

この問題のポイント

世界恐慌の始まりを問う問題。1929年10月のニューヨーク株式市場大暴落(暗黒の木曜日)が答え。

解説

1920年代のアメリカは「永遠の繁栄」と呼ばれる好景気に沸き、株式への投機が過熱していた。
しかし実体経済では、農業不況や過剰生産のひずみが積み重なっていた。1929年10月24日、ニューヨーク・ウォール街の株式市場で株価が大暴落した。この日は「暗黒の木曜日」と呼ばれる。
恐慌は瞬く間に世界へ連鎖した。特に、ドーズ案以来アメリカ資本に依存していたドイツの打撃は深刻だった。世界の工業生産は激減し、失業者は数千万人に達した。
各国は自国優先の政策に走り、国際協調は崩壊。アメリカのニューディール、英仏のブロック経済、日独伊のファシズム・侵略と、対応の分岐が1930年代史の全体を方向づけた。

ひっかけポイント
発端はニューヨークの株価暴落であり、ロンドンではない。第一次世界大戦(1914年)とは時期がまったく異なる。恐慌後に各国は金本位制を「離脱」した点も方向を間違えない。

選択肢の確認

①「第一次世界大戦の勃発」
誤り。
第一次世界大戦の勃発は1914年であり、恐慌の15年前の出来事である。

②「ニューヨーク株式市場の大暴落」
正しい。
正解。1929年10月24日のニューヨーク・ウォール街の株価大暴落を起点に、恐慌はアメリカ資本に依存する各国へ連鎖した。

③「ロンドン銀行の破産」
誤り。
恐慌の起点はニューヨークの株式市場である。1931年にはオーストリアやドイツで銀行の破綻が続いたが、それは連鎖の途中の出来事である。

④「金本位制の世界的採用」
誤り。
恐慌の後、各国はむしろ金本位制を離脱してブロック経済へ向かった。

覚えるポイント

  • 世界恐慌の発端は1929年10月24日の暗黒の木曜日
  • 米資本依存のドイツへ真っ先に連鎖
  • 対応が分岐: ニューディール・ブロック経済・侵略

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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