WT7-C03|歴史総合・世界史探究 対策問題
1949年に西側諸国が結成した軍事同盟はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
北大西洋条約機構(NATO)
この問題のポイント
1949年結成の西側軍事同盟を問う問題。NATOと、対抗して1955年に成立したワルシャワ条約機構を区別できるかがカギ。
解説
ベルリン封鎖でソ連の脅威を実感した西側諸国は、集団防衛の枠組みづくりを急いだ。
1949年、アメリカ・カナダと西欧諸国は北大西洋条約機構(NATO)を結成した。加盟国の一国への攻撃を全体への攻撃とみなす集団防衛条約である。
一方ソ連側は、1955年に西ドイツが再軍備してNATOに加盟したことに対抗し、東欧諸国とワルシャワ条約機構を結成した。これでヨーロッパの軍事的な東西対峙が制度として固定された。
類似組織との区別も重要である。コミンフォルム(1947年)は各国共産党の情報局、コメコン(1949年)は東側の経済協力機構であり、軍事同盟ではない。
ひっかけポイント
NATO(1949年・西側)とワルシャワ条約機構(1955年・東側)の結成年と陣営の対応が最頻出。コミンフォルム(政党)・コメコン(経済)と機能を混同させる選択肢に注意。
選択肢の確認
①「ワルシャワ条約機構」
❌ 誤り。
ワルシャワ条約機構は1955年にソ連と東欧諸国が結成した東側の軍事同盟である。
②「コミンフォルム」
❌ 誤り。
コミンフォルムは1947年に結成された各国共産党の情報交換機関であり、軍事同盟ではない。
③「経済相互援助会議(コメコン)」
❌ 誤り。
経済相互援助会議は1949年に東側が作った経済協力機構であり、西側の軍事同盟ではない。
④「北大西洋条約機構(NATO)」
✅ 正しい。
正解。ベルリン封鎖を機に、アメリカ・カナダと西欧諸国が1949年に集団防衛を定める北大西洋条約機構を結成した。
覚えるポイント
- NATO結成は1949年、西側の集団防衛
- ワルシャワ条約機構は1955年、西独のNATO加盟に対抗
- コミンフォルムは政党情報局、コメコンは経済機構
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。