WT7-C04|歴史総合・世界史探究 対策問題
朝鮮戦争(1950〜53年)について述べた文として正しいものはどれか。
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正解: 3
正解
北朝鮮の南侵で始まり、国連軍と中国人民義勇軍が参戦して38度線付近で膠着した
この問題のポイント
朝鮮戦争の経過を問う問題。北朝鮮の南侵→国連軍と中国人民義勇軍の参戦→38度線で膠着、という流れで解ける。
解説
1948年に南北で別々の政府が成立した朝鮮半島では、1950年6月、北朝鮮が北緯38度線を越えて韓国へ侵攻し、朝鮮戦争が始まった。
国連安全保障理事会は、ソ連が欠席する中で北朝鮮を侵略と認定し、米軍を主力とする国連軍が韓国側で参戦した。国連軍が中国国境近くまで北上すると、今度は中国が人民義勇軍を派遣して北朝鮮を支えた。
戦線は38度線付近で膠着し、1953年に板門店で休戦協定が結ばれた。あくまで「休戦」であり、平和条約は今日まで結ばれていない。
日本への影響も大きい。米軍向けの特需景気、警察予備隊の創設(1950年)、対日講和の促進は、歴史総合で必ず問われる接続点である。
ひっかけポイント
開戦は北朝鮮の南侵であり、方向の逆転に注意。米ソの直接全面戦争にはなっていない。「休戦であって終戦ではない」が最重要ポイント。
選択肢の確認
①「アメリカとソ連が直接全面戦争を行った」
❌ 誤り。
ソ連は公然と参戦せず、アメリカとの直接の全面戦争は避けられた。
②「講和条約が結ばれて完全に終結した」
❌ 誤り。
1953年に結ばれたのは休戦協定であり、平和条約は今日まで結ばれていない。
③「北朝鮮の南侵で始まり、国連軍と中国人民義勇軍が参戦して38度線付近で膠着した」
✅ 正しい。
正解。1950年6月に北朝鮮が38度線を越えて南侵し、国連軍と中国人民義勇軍が参戦して戦線は38度線付近で膠着した。
④「韓国の北侵で始まった」
❌ 誤り。
開戦は北朝鮮の南侵によるものであり、韓国の北侵ではない。
覚えるポイント
- 朝鮮戦争は1950年開戦、北朝鮮の南侵から
- 国連軍(米主力)対 北朝鮮・中国人民義勇軍
- 1953年休戦協定、日本には特需景気と警察予備隊
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。