WT7-C05歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(1) 国際機構の形成と平和への模索

1962年のキューバ危機について述べた文として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

ソ連のミサイル基地建設をめぐり米ソが核戦争の瀬戸際まで対立したが、交渉で回避された

この問題のポイント

キューバ危機の本質を問う問題。ソ連のミサイル基地建設をめぐる核戦争の瀬戸際と、交渉による回避で解ける。

解説

1959年のキューバ革命でカストロ政権が成立すると、アメリカと断交したキューバはソ連へ接近した。
1962年10月、ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設中であることが米偵察機の写真で発覚した。ケネディ大統領は海上封鎖でソ連船の接近を阻み、米ソは一触即発、世界は核戦争の瀬戸際に立った(キューバ危機)。
最終的にソ連のフルシチョフがミサイル撤去に応じ、危機は13日間で回避された。
この恐怖の教訓から、米ソ首脳間の直通電話(ホットライン)が設けられ、部分的核実験禁止条約(1963年)が結ばれるなど、軍備管理と緊張緩和への流れが生まれた。危機が転換点になった、という因果が核心である。

ひっかけポイント
「革命(1959年)→断交・ソ連接近→危機(1962年)」の前史の順序が整序で狙われる。危機後のホットライン設置と部分的核実験禁止条約への接続もセットで覚える。

選択肢の確認

①「危機の結果、キューバは資本主義国となった」
誤り。
危機の後もキューバはカストロのもとで社会主義体制を維持した。

②「ソ連のミサイル基地建設をめぐり米ソが核戦争の瀬戸際まで対立したが、交渉で回避された」
正しい。
正解。1962年にソ連のキューバでのミサイル基地建設が発覚し、ケネディの海上封鎖で核戦争の瀬戸際に至ったが、交渉による撤去で回避された。

③「アメリカがキューバに侵攻して占領した」
誤り。
アメリカは海上封鎖にとどめ、キューバへの侵攻・占領は行っていない。

④「キューバがアメリカに核攻撃を行った」
誤り。
核ミサイルは配備の段階で撤去され、実際の攻撃は起こっていない。

覚えるポイント

  • キューバ危機は1962年、ケネディ対フルシチョフ
  • ソ連のミサイル撤去で核戦争を回避
  • 教訓からホットラインと部分的核実験禁止条約(1963年)

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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