WT7-D17歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(2) 経済のグローバル化と格差の是正

キューバ革命(1959年)について述べた文として正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

カストロらがバティスタ独裁政権を倒し、のち社会主義を宣言してソ連に接近した

この問題のポイント

キューバ革命の経過を問う問題。カストロらによるバティスタ独裁打倒と、その後の社会主義宣言・ソ連接近で解ける。

解説

革命前のキューバは、親米のバティスタ独裁政権のもと、砂糖のモノカルチャー経済とアメリカ資本の支配下にあった。
カストロと盟友ゲバラらはゲリラ戦を展開し、1959年1月、バティスタ政権を打倒した(キューバ革命)。
革命政権が土地改革とアメリカ系企業の国有化を進めると、アメリカは1961年に国交を断絶し、経済封鎖と亡命キューバ人による侵攻作戦(失敗)で対抗した。
追い詰められたキューバは1961年に社会主義を宣言してソ連へ接近し、これが翌1962年のキューバ危機の舞台装置となった。「革命(1959年)→断交・社会主義宣言(1961年)→ミサイル危機(1962年)」の3年間の連鎖で覚えよう。

ひっかけポイント
倒されたバティスタ政権こそが親米で、革命は反米へ向かった、という方向を取り違えない。スペインからの独立(1898年関連)とは時代がまったく異なる。

選択肢の確認

①「革命はスペインからの独立運動である」
誤り。
キューバがスペインから独立するのは米西戦争を経た1902年であり、1959年の革命は独裁政権の打倒である。

②「カストロらがバティスタ独裁政権を倒し、のち社会主義を宣言してソ連に接近した」
正しい。
カストロとゲバラらは1959年に親米のバティスタ独裁政権を倒し、米系企業の国有化からアメリカと断交、1961年に社会主義を宣言してソ連に接近した。

③「アメリカの支援を受けた革命である」
誤り。
アメリカは革命政権と断交し経済封鎖で対抗した側であり、革命を支援していない。

④「革命後もアメリカ資本の支配が続いた」
誤り。
革命政権はアメリカ系企業を国有化しており、米資本の支配はむしろ排除された。

覚えるポイント

  • キューバ革命は1959年、カストロとゲバラ
  • 1961年米と断交、社会主義宣言でソ連接近
  • 1962年キューバ危機へ連鎖

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

WT7-D16WT7-D18