WT7-D06歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(2) 経済のグローバル化と格差の是正

1960年が「アフリカの年」と呼ばれる理由として正しいものはどれか。

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正解: 4

正解

この年に17の独立国がアフリカに誕生したから

この問題のポイント

アフリカの年の意味を問う問題。1960年に17の独立国が誕生したことが答え。前後のガーナ独立とOAU結成もセットで。

解説

第二次世界大戦後、アフリカでも脱植民地化の波が高まった。
先駆けは1957年、エンクルマの指導でイギリスから独立したガーナである。サハラ以南のアフリカで最初の独立だった。
そして1960年、ナイジェリア・セネガル・マリ・コンゴなど、一挙に17カ国が独立を達成した。この年は「アフリカの年」と呼ばれる。
1963年には、独立諸国がアフリカ統一機構(OAU)を結成し、大陸の連帯と残る植民地の解放をめざした。
しかし独立は問題の解決を意味しなかった。列強が引いた
人為的国境
モノカルチャー経済という植民地支配の遺産は、独立後も紛争と貧困の要因として残り続けた。

ひっかけポイント
「ガーナ(1957年)→アフリカの年(1960年)→OAU(1963年)」の順序が整序で頻出。アフリカ分割(19世紀末)やアパルトヘイト廃止(1990年代)と年代を混同しない。

選択肢の確認

①「アフリカ縦断鉄道が完成したから」
誤り。
イギリスが構想した縦断鉄道は完成しておらず、いずれにせよアフリカの年という呼称の由来ではない。

②「アフリカ分割が始まった年だから」
誤り。
列強によるアフリカ分割はベルリン会議(1884年から85年)以降に本格化した19世紀後半の動きで、1960年は逆に独立が相次いだ年である。

③「アパルトヘイトが廃止された年だから」
誤り。
南アフリカのアパルトヘイト関連法が廃止されたのは1990年代初めであり、1960年ではない。

④「この年に17の独立国がアフリカに誕生したから」
正しい。
ガーナの独立(1957年)に続き、1960年にナイジェリア・セネガル・コンゴなど17カ国が一挙に独立したため、この年はアフリカの年と呼ばれる。

覚えるポイント

  • アフリカの年は1960年、17カ国が独立
  • 先駆けはガーナ独立(1957年・エンクルマ)
  • OAU結成は1963年

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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