WT7-D24歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(2) 経済のグローバル化と格差の是正

ビルマ(ミャンマー)の独立運動を指導し、「建国の父」と呼ばれる人物はだれか。

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正解: 4

正解

アウン・サン

この問題のポイント

ビルマ独立の指導者を問う問題。建国の父アウン・サンと、娘のアウン・サン・スー・チーの区別がカギ。

解説

イギリス領ビルマ(現ミャンマー)では、アウン・サンがタキン党の指導者として独立運動を率いた。
彼は当初、独立達成のため日本軍と結んでイギリスと戦ったが、日本の支配の実態を見て抗日闘争へ転換し、戦後はイギリスとの交渉で独立を確実にした。しかし独立達成(1948年1月)を目前にした1947年、政敵によって暗殺された。このため「建国の父」と呼ばれる。
娘のアウン・サン・スー・チーは、1988年以降の軍政下で民主化運動の指導者となり、長期の自宅軟禁に耐えてノーベル平和賞を受賞した人物である。
父(独立)と娘(民主化)の役割の区別と、対日協力から抗日への転換という東南アジア民族運動の複雑さが問われどころである。

ひっかけポイント
父アウン・サン(独立の指導者・1947年暗殺)と娘アウン・サン・スー・チー(民主化運動)の取り違えが定番の引っかけ。ネ・ウィンは後年の軍政の指導者。

選択肢の確認

①「ネ・ウィン」
誤り。
ネ・ウィンは1962年のクーデタ以降に軍事政権を率いた人物であり、独立運動の指導者ではない。

②「ウー・ヌ」
誤り。
ウー・ヌは独立後に首相を務めた政治家であり、建国の父と呼ばれるのはアウン・サンである。

③「アウン・サン・スー・チー」
誤り。
アウン・サン・スー・チーはアウン・サンの娘で、軍政下の民主化運動を指導した人物である。

④「アウン・サン」
正しい。
アウン・サンはタキン党の指導者として日本軍と結んでイギリスと戦い、のち抗日に転じて独立を主導したが、独立達成(1948年)の直前に暗殺され、建国の父と呼ばれる。

覚えるポイント

  • アウン・サンはビルマ建国の父、1947年暗殺
  • ビルマ独立は1948年
  • 娘のスー・チーは軍政下の民主化運動指導者

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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