WT7-W09|歴史総合・世界史探究 対策問題
国際連合の設立過程について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
サンフランシスコ会議で国連憲章が採択され、1945年10月に発足した
この問題のポイント
国際連合の設立過程を問う問題。サンフランシスコ会議での憲章採択と1945年10月の発足で解ける。
解説
国際連盟が第二次世界大戦を防げなかった反省から、連合国は大戦中から新しい国際機構の準備を進めていた。
1944年のダンバートン・オークス会議で憲章の原案が作られ、ヤルタ会談で安保理の表決方法(拒否権)が合意された。
1945年4月から6月、サンフランシスコ会議で50カ国が国連憲章を採択し、同年10月24日、原加盟国51カ国で国際連合が発足した。会議の開始はドイツ降伏(5月)より前であり、「終戦前から準備されていた」点が整序で狙われる。
敗戦国の加盟は遅れ、日本は1956年(日ソ共同宣言でソ連の拒否権行使が解けた後)、東西ドイツは1973年だった。
ひっかけポイント
パリ講和会議(1919年)で設立が決まったのは国際連盟であり、連合との混同が定番。日本加盟は1956年で、日ソ共同宣言とセットで日本史・歴史総合に接続する。
選択肢の確認
①「敗戦国ドイツ・日本も原加盟国だった」
❌ 誤り。
原加盟国は連合国側の51カ国で、日本の加盟は1956年、東西ドイツの加盟は1973年である。
②「サンフランシスコ会議で国連憲章が採択され、1945年10月に発足した」
✅ 正しい。
ダンバートン・オークス会議の草案とヤルタでの合意を経て、1945年のサンフランシスコ会議で50カ国が国連憲章を採択し、同年10月24日に国際連合が発足した。
③「パリ講和会議で設立が決定された」
❌ 誤り。
パリ講和会議(1919年)で設立が決まったのは国際連盟である。
④「発足は朝鮮戦争後の1955年である」
❌ 誤り。
発足は1945年10月であり、朝鮮戦争(1950年から53年)よりも前である。
覚えるポイント
- 国連憲章はサンフランシスコ会議(1945年)で採択
- 発足は1945年10月24日、原加盟51カ国
- 日本の加盟は1956年(日ソ共同宣言後)
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。