WT7-W20歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究D 諸地域の結合・変容(4) 第二次世界大戦と諸地域の変容

レジスタンス運動について述べた文として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

ドイツ占領下の各地で、市民らによる抵抗運動が展開された

この問題のポイント

レジスタンス運動を問う問題。ドイツ占領下の各地での市民による抵抗運動、という定義で解ける。

解説

レジスタンスとは、第二次世界大戦中、ドイツなど枢軸国の占領下で展開された抵抗運動を指す。
担い手は軍人に限らず、学生・労働者・聖職者ら市民が広く参加した。活動は、地下新聞の発行、連合国への情報提供、鉄道爆破などのサボタージュ、武装蜂起まで多様だった。
フランスでは国内のレジスタンスとド・ゴールの自由フランスが連携し、パリ解放に貢献した。ユーゴスラヴィアではティトー率いるパルチザンが、ほぼ自力で国土を解放した。
この「自力解放」の自負が、戦後ユーゴがソ連と距離を置き非同盟路線を歩む基盤となる。またフランスでは、レジスタンスの経験が戦後政治(ド・ゴールの正統性)の源泉となった。戦中の抵抗と戦後政治の接続が問われどころである。

ひっかけポイント
レジスタンスは枢軸国側ではなく、占領された側の運動。「軍人だけ」「一切起こらなかった」も誤り。ユーゴの自力解放→非同盟という戦後への接続が頻出。

選択肢の確認

①「ドイツ占領下の各地で、市民らによる抵抗運動が展開された」
正しい。
ドイツ占領下のフランス・イタリア北部・ユーゴスラヴィア・ポーランドなどで、市民らによる情報収集・サボタージュ・武装蜂起といった抵抗運動が展開された。

②「抵抗運動は軍人だけが行った」
誤り。
担い手は市民・労働者・学生・農民など幅広く、正規の軍人に限られない。

③「占領下で抵抗運動は一切起こらなかった」
誤り。
フランスの対独抵抗やユーゴのパルチザンなど、占領下の各地で抵抗運動が起こった。

④「レジスタンスは枢軸国側の運動である」
誤り。
レジスタンスはドイツなど枢軸国の占領に抗した側の運動であり、枢軸国側の運動ではない。

覚えるポイント

  • レジスタンスは占領下の市民らの抵抗運動
  • ユーゴはティトーのパルチザンが自力解放
  • 自力解放の自負が戦後の非同盟路線の基盤に

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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