WT8-A13歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究B 諸地域の歴史的特質の形成(3) 諸地域の歴史的特質

ノルマン人(ヴァイキング)の活動について述べた文として正しいものはどれか。

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正解: 4

正解

ノルマンディー公国やイングランドのノルマン朝など、各地に国家を建てた

この問題のポイント

ノルマン人の建国活動を問う。ノルマンディー公国・ノルマン朝・両シチリア王国・ロシアの起源まで、各地への広がりが核心。

解説

前提として、スカンディナヴィア半島やユトランド半島を故郷とするノルマン人(ヴァイキング)は、8世紀末から優れた船で交易と略奪のためヨーロッパ各地へ進出した。
彼らは行く先々で国家を建てた。

  • 北フランスにノルマンディー公国(911年)
  • そのノルマンディー公ウィリアムがイングランドを征服しノルマン朝を樹立(1066年・ノルマン・コンクェスト
  • 地中海に両シチリア王国
  • 東方ではリューリクがノヴゴロド国を建て、キエフ公国とともにロシアの起源となった
    活動は北欧内部にとどまらず地中海まで及び、文字(ルーン文字)も交易網も持っていた。ロシアの建国が北からのノルマン系(ルーシ)によるという点は特に頻出である。

ひっかけポイント
1066年ノルマン・コンクェストの年号と、ロシアの起源=ノルマン系のノヴゴロド国という対応が狙われる。活動範囲を北欧限定とする選択肢は誤り。

選択肢の確認

①「活動は北欧内部に限られた」
誤り。
活動は北欧の内部にとどまらず、西ヨーロッパ・地中海・ロシアにまで及んだ。

②「地中海には一切進出しなかった」
誤り。
一派は地中海にも進出し、両シチリア王国を建てている。

③「文字や交易を知らなかった」
誤り。
ルーン文字を持ち、造船と航海術を駆使して広範な交易を行っていた。

④「ノルマンディー公国やイングランドのノルマン朝など、各地に国家を建てた」
正しい。
ノルマン人は8世紀末から各地へ進出し、北フランスのノルマンディー公国、イングランドのノルマン朝、地中海の両シチリア王国、ロシアの起源となるノヴゴロド国・キエフ公国を建てた。

覚えるポイント

  • ノルマンディー公国は911年、北フランス
  • 1066年ウィリアムがイングランド征服(ノルマン朝)
  • ノヴゴロド国・キエフ公国がロシアの起源

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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