WT8-B05|歴史総合・世界史探究 対策問題
「コロンブスの交換」でアメリカ大陸からユーラシアへ伝わったものとして正しいものはどれか。
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正解: 2
正解
トウモロコシ・ジャガイモ・トマト
この問題のポイント
コロンブスの交換でアメリカからユーラシアへ渡ったものを問う。作物は新大陸から、家畜・感染症は旧大陸からという方向の整理が核心。
解説
前提として、1492年のコロンブス到達以降、大西洋をはさんで動植物・病気・人が大規模に移動した。これをコロンブスの交換と呼ぶ。
方向別に整理するのが鉄則である。
- アメリカ大陸からユーラシアへ:トウモロコシ・ジャガイモ・トマト・トウガラシ・タバコ・カカオ
- ユーラシアからアメリカへ:馬・牛・豚・小麦・サトウキビ、そして天然痘などの感染症
新大陸原産の作物は各地の食文化を変え、やせた土地でも育つジャガイモやサツマイモは、ヨーロッパや中国の人口増加を支えた。
一方、免疫のない先住民は旧大陸の感染症で激減し、征服と奴隷貿易の背景となった。ジャガイモ依存が19世紀のアイルランド大飢饉につながる長い因果も、世界史探究らしい論点である。
ひっかけポイント
コーヒー・サトウキビは旧大陸原産で、新大陸へ持ち込まれた側。天然痘などの感染症も旧大陸から新大陸への移動であり、方向を逆にしない。
選択肢の確認
①「天然痘・はしか」
❌ 誤り。
天然痘やはしかは旧大陸からアメリカへ持ち込まれ、先住民人口を激減させた感染症である。
②「トウモロコシ・ジャガイモ・トマト」
✅ 正しい。
アメリカ大陸原産のトウモロコシ・ジャガイモ・トマトなどがユーラシアへ伝わり、各地の食文化と人口を大きく変えた。
③「馬・牛・小麦」
❌ 誤り。
馬・牛・小麦はいずれも旧大陸からアメリカへ持ち込まれたものであり、伝播の方向が逆である。
④「コーヒー・サトウキビ」
❌ 誤り。
コーヒーはエチオピア原産、サトウキビも旧大陸からアメリカへ持ち込まれた作物である。
覚えるポイント
- 新大陸原産=トウモロコシ・ジャガイモ・トマト・タバコ
- 旧大陸から=馬・牛・小麦・サトウキビ・感染症
- 新大陸作物が世界の人口増加を支えた
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。