WT9-C12|歴史総合・世界史探究 対策問題
地球環境問題への国際的取り組みを時期の早い順に並べたものとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
国連人間環境会議 → 地球サミット → 京都議定書 → パリ協定
この問題のポイント
地球環境問題の国際的取り組みの順序を問う。1972→1992→1997→2015の4点セットを覚えていれば確実に解ける整序問題。
解説
前提として、高度成長期の公害や環境破壊への反省から、環境問題は1970年代に国際的な議題となった。
取り組みの流れは次の4段階である。
- 国連人間環境会議(1972年・ストックホルム):「かけがえのない地球」を合言葉に開かれた初の国際環境会議
- 地球サミット(1992年・リオデジャネイロ):気候変動枠組条約・生物多様性条約を採択
- 京都議定書(1997年):先進国のみに温室効果ガスの削減義務を課した
- パリ協定(2015年):途上国を含む全ての参加国が削減目標を提出する枠組みへ
「先進国だけ(京都)から全員参加(パリ)へ」という枠組みの変化が最大の論点である。20年おきに節目が来るリズムで覚えると整序に強い。
ひっかけポイント
京都議定書(先進国のみ削減義務)とパリ協定(全参加国が目標提出)の枠組みの違いが最頻出。開催地と年号の組合せ入れ替えにも注意。
選択肢の確認
①「地球サミット → 国連人間環境会議 → 京都議定書 → パリ協定」
❌ 誤り。
地球サミットは1992年で、1972年の国連人間環境会議より後に開かれている。
②「国連人間環境会議 → 地球サミット → 京都議定書 → パリ協定」
✅ 正しい。
国連人間環境会議(1972年・ストックホルム)、地球サミット(1992年・リオ)、京都議定書(1997年)、パリ協定(2015年)の順で、環境の国際枠組みは発展してきた。
③「パリ協定 → 京都議定書 → 地球サミット → 国連人間環境会議」
❌ 誤り。
パリ協定は2015年で最も新しく、1972年の国連人間環境会議が最も古いため、並びがすべて逆になっている。
④「京都議定書 → 国連人間環境会議 → パリ協定 → 地球サミット」
❌ 誤り。
京都議定書は1997年であり、1972年の国連人間環境会議より後に位置づけられる。
覚えるポイント
- 国連人間環境会議1972年(ストックホルム)
- 地球サミット1992年(リオ)→京都議定書1997年
- パリ協定2015年は全参加国が対象
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 年代の基準点を置く:各項目の年を全部思い出そうとせず、政権交代・法令・戦争など確実な基準点の前後に配置して順序を確定する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。