WT9-C26歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(2) 経済のグローバル化と格差の是正

東ティモールについて述べた文として正しいものはどれか。

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正解: 1

正解

インドネシアからの独立を住民投票で決め、2002年に独立を達成した

この問題のポイント

東ティモール独立を問う。住民投票→国連暫定統治→2002年独立というプロセスと、日本のPKO参加が核心。

解説

前提として、東ティモールはポルトガルの植民地だったが、1975年の宗主国撤退の混乱に乗じて、翌1976年に隣国インドネシアが併合した。
以後、独立運動への弾圧が続いたが、アジア通貨危機でスハルト政権が倒れる(1998年)と状況が変わり、1999年、国連監視下の住民投票で圧倒的多数が独立を選択した。
投票後の騒乱を経て、国連の暫定統治機構(UNTAET)が行政を担い、2002年に独立を達成した。21世紀最初の独立国である。
国際社会が投票から国家建設まで一貫して支援した代表例であり、日本も自衛隊をPKOに派遣した。「住民投票→国連暫定統治→独立」という手順そのものが問われるほか、日本の国際貢献という歴史総合の文脈でも出題される。

ひっかけポイント
宗主国の変遷(ポルトガル→インドネシア併合→独立)の段階を混同しない。独立は2002年で、21世紀最初の独立国という位置づけも覚えておく。

選択肢の確認

①「インドネシアからの独立を住民投票で決め、2002年に独立を達成した」
正しい。
ポルトガル撤退後の1976年にインドネシアが併合したが、1999年の住民投票で独立が選択され、国連暫定統治を経て2002年に独立を達成した。日本の自衛隊もPKOに参加した。

②「現在もポルトガルの植民地である」
誤り。
ポルトガルは1970年代に撤退しており、その後インドネシアが併合したため、現在も植民地であるという説明は誤りである。

③「オーストラリアの一部である」
誤り。
東ティモールは2002年に独立した主権国家であり、オーストラリアの一部ではない。

④「独立運動は起こらなかった」
誤り。
併合下で独立運動と弾圧が長く続いており、運動が起こらなかったという説明は事実に反する。

覚えるポイント

  • 東ティモールは1976年インドネシアが併合
  • 1999年住民投票→国連暫定統治
  • 2002年独立、日本も自衛隊をPKO派遣

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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