WT9-K13歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究B 諸地域の歴史的特質の形成(2) 古代文明の歴史的特質

ロゼッタ・ストーンの解読によって読めるようになった文字はどれか。

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正解: 1

正解

エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)

この問題のポイント

ロゼッタ・ストーンとヒエログリフ解読を問う。シャンポリオンによる解読と、ナポレオンのエジプト遠征という発見の経緯が核心。

解説

前提として、古代エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)は、ローマ時代以降に読み手が絶え、約1400年間誰も読めない謎の文字となっていた。
1798年からの
ナポレオンのエジプト遠征
の際、ナイル河口のロゼッタで発見されたのがロゼッタ・ストーンである。同一の勅令が神聖文字・民用文字(デモティック)・ギリシア文字の3種で刻まれていた。
読めるギリシア文字を手がかりに、フランスのシャンポリオンが1822年、ヒエログリフの解読に成功し、エジプト学という学問が誕生した。軍事遠征が学問を生んだ副産物の代表例である。
他の文字との対応も整理したい。楔形文字はローリンソンらが解読、甲骨文字は殷墟から出土し解読済み、インダス文字は現在も未解読である。

ひっかけポイント
解読者の対応(ヒエログリフ=シャンポリオン、楔形文字=ローリンソン)の入れ替えが定番。インダス文字だけは今も未解読という区別も頻出。

選択肢の確認

①「エジプトの神聖文字(ヒエログリフ)」
正しい。
ナポレオンのエジプト遠征の際に発見された石碑で、同じ内容が神聖文字・民用文字・ギリシア文字で刻まれており、フランスのシャンポリオンが1822年にヒエログリフの解読に成功した。

②「楔形文字」
誤り。
楔形文字はベヒストゥーン碑文をもとにローリンソンらが解読したもので、ロゼッタ・ストーンとは別の史料による。

③「甲骨文字」
誤り。
甲骨文字は殷の遺跡から出土した中国最古の文字で、19世紀末以降に研究が進んだものである。

④「インダス文字」
誤り。
インダス文字は現在も未解読であり、ロゼッタ・ストーンで読めるようになった文字ではない。

覚えるポイント

  • ロゼッタ・ストーンは3種の文字で同文を刻む
  • シャンポリオンが1822年ヒエログリフ解読
  • 発見の契機はナポレオンのエジプト遠征

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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