BK-X4-COMMON-05生物基礎 対策問題

生物基礎. 生物の特徴生物の共通性と多様性

栄養液を加熱滅菌して、空気は通すがほこりが湾曲部にたまる容器へ置くと透明なままだった。容器を傾けて液を湾曲部のほこりへ触れさせると微生物が増えた。最も適切な解釈はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

解き方

接触前後で変わった条件を整理する。空気は両方で入っており、液がほこりへ触れたかどうかだけが主な差である。

正解の根拠

「微生物は栄養液から自然に生じたのでなく、ほこり中の微生物や胞子から増えた」

ほこりへ触れた後だけ増殖したため、ほこり中の微生物や胞子が栄養液へ入り、分裂して増えたと考えるのが最も整合する。

誤答の理由

  • 「空気に触れた液では微生物が必ず自然発生する」:空気には接触前から触れていたのに液は透明だったので、空気との接触だけで微生物が自然発生するという説明に反する。
  • 「加熱すると栄養液から新しい細胞が作られる」:加熱は既存の微生物を死滅させる滅菌操作であり、栄養液から新しい細胞を作る操作ではない。
  • 「微生物の増殖に既存の細胞は必要ない」:微生物の増殖はもとの微生物や胞子に由来する細胞分裂で起こるため、『既存の細胞は不要』という説明は観察結果と逆である。

覚えるポイント

生物は既存の生物から生じる。実験では、空気を通しつつ微生物を含むほこりだけを遮ることで、空気そのものと微生物の侵入を切り分けられる。

共通テストでの解き方

操作群と対照群で共通する条件を消去し、最後に異なる一条件と結果の変化を結ぶ。

関連問題

BK-X4-COMMON-04BK-X4-CONSERVATION-01