JH-B1-02|歴史総合・日本史探究 対策問題
平清盛の政治について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
武士として初めて太政大臣となり、大輪田泊を修築して日宋貿易を推進した
背景・因果
保元・平治の乱で地位を高めた平清盛は1167年に武士初の太政大臣となり、娘徳子を高倉天皇の后に入れて外戚となった。大輪田泊(現在の神戸港付近)を修築して日宋貿易を推進し、宋銭の流入は日本の貨幣経済を進めた。政治手法は摂関政治に似ると評される。
覚えるポイント
核となる対応:「武士として初めて太政大臣となり、大輪田泊を修築して日宋貿易を推進した」。平清盛は1167年に武士として初めて太政大臣となり、大輪田泊を整備して日宋貿易を推進した。宋銭の流入は国内の貨幣経済にも影響した。
混同防止「征夷大将軍として鎌倉に幕府を開いた」:鎌倉で幕府を開き征夷大将軍となったのは源頼朝である。平清盛は京都の朝廷で太政大臣となり、平氏政権を築いた。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「征夷大将軍として鎌倉に幕府を開いた」
鎌倉で幕府を開き征夷大将軍となったのは源頼朝である。平清盛は京都の朝廷で太政大臣となり、平氏政権を築いた。
② ❌ 誤答「執権として御成敗式目を定めた」
執権として1232年に御成敗式目を制定したのは北条泰時である。平清盛は執権ではなく、鎌倉幕府成立以前の平氏政権の中心人物である。
③ ❌ 誤答「勘合を用いた日明貿易を始めた」
勘合を用いる日明貿易を始めたのは室町幕府3代将軍足利義満で、15世紀初頭である。清盛が進めたのは12世紀の日宋貿易である。
④ ✅ 正解「武士として初めて太政大臣となり、大輪田泊を修築して日宋貿易を推進した」
平清盛は1167年に武士として初めて太政大臣となり、大輪田泊を整備して日宋貿易を推進した。宋銭の流入は国内の貨幣経済にも影響した。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。