JH-C1-04|歴史総合・日本史探究 対策問題
桃山文化について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
壮大な天守や狩野永徳らの障壁画に代表される、新興の大名・豪商の気風を映した豪華な文化
背景・因果
織豊期の桃山文化は、安土城・大坂城・姫路城などの天守、狩野永徳『唐獅子図屏風』などの金碧障壁画に代表される豪壮・華麗な文化。千利休が侘び茶を大成し、出雲阿国のかぶき踊りも登場した。仏教の影響が薄れ、現世的・人間中心的である点が特徴として問われる。
覚えるポイント
核となる対応:「壮大な天守や狩野永徳らの障壁画に代表される、新興の大名・豪商の気風を映した豪華な文化」。桃山文化は統一政権と新興大名・豪商の気風を反映し、壮大な城郭と狩野永徳らの金碧障壁画に代表される。豪壮・華麗で現世的な性格が識別点である。
混同防止「禅の精神に基づく簡素で静かな文化」:禅の影響を受けた簡素で静かな書院造・枯山水などは室町時代の東山文化に対応する。桃山文化の豪華な城郭・障壁画とは対照的である。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「壮大な天守や狩野永徳らの障壁画に代表される、新興の大名・豪商の気風を映した豪華な文化」
桃山文化は統一政権と新興大名・豪商の気風を反映し、壮大な城郭と狩野永徳らの金碧障壁画に代表される。豪壮・華麗で現世的な性格が識別点である。
② ❌ 誤答「禅の精神に基づく簡素で静かな文化」
禅の影響を受けた簡素で静かな書院造・枯山水などは室町時代の東山文化に対応する。桃山文化の豪華な城郭・障壁画とは対照的である。
③ ❌ 誤答「浮世絵と歌舞伎が庶民に広まった19世紀の文化」
浮世絵や歌舞伎は江戸時代に庶民文化として発達し、多色刷り錦絵は18世紀後半に成立した。桃山文化の中心的表現ではない。
④ ❌ 誤答「仏教色の強い、鎮護国家を目的とした文化」
鎮護国家を掲げて仏教が栄えたのは奈良時代の天平文化である。桃山文化は仏教色が比較的薄く、世俗的・人間中心的だった。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。