JT2-D32|歴史総合・日本史探究 対策問題
1976年のロッキード事件について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
航空機売り込みをめぐる汚職で田中角栄前首相が逮捕され、政治とカネが問われた
背景・因果
ロッキード事件では、航空機売り込みをめぐる巨額の賄賂で田中角栄前首相が逮捕された。「政治とカネ」の問題はリクルート事件(1988年)などへ続き、平成の政治改革の伏線となる。
覚えるポイント
「金権政治への批判→選挙制度改革(1994年)」という長い因果で問われる。三木内閣(クリーン政治)下での摘発という文脈も重要。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「外国航空会社の倒産事件である」
外国航空会社の経営破綻ではなく、アメリカの航空機製造会社ロッキード社の不正工作が発覚した事件である。
② ❌ 誤答「戦前の疑獄事件である」
1976年に表面化した戦後の疑獄事件で、戦前の政治事件ではない。田中角栄はすでに首相を退任していた。
③ ✅ 正解「航空機売り込みをめぐる汚職で田中角栄前首相が逮捕され、政治とカネが問われた」
ロッキード事件は米航空機メーカーの売込みをめぐる贈収賄事件で、1976年に田中角栄前首相が逮捕された。「政治とカネ」が大きな争点となった。
④ ❌ 誤答「軍用機の墜落事故である」
航空機の墜落原因を調べる事故ではなく、機種採用へ影響を与えるための賄賂をめぐる汚職事件である。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。