JT3-D42歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

1976年に前首相が逮捕された、航空機売り込みをめぐる汚職事件はどれか。

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正解: 1

正解

ロッキード事件

背景・因果

アメリカの航空機会社ロッキード社の旅客機売り込みをめぐる巨額の賄賂が発覚し、1976年、田中角栄前首相が受託収賄などの容疑で逮捕された(ロッキード事件)。金権政治への批判が高まり、「政治とカネ」の問題はその後のリクルート事件(1988年)などへも続いた。

覚えるポイント

シーメンス事件(1914年・海軍汚職で山本権兵衛内閣退陣)と混同しない。「金権政治批判→政治改革」という現代政治史の文脈で問われる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「ロッキード事件」
1976年、アメリカのロッキード社による航空機売り込みの賄賂事件で田中角栄前首相が逮捕された。金権政治への批判を高めたロッキード事件である。

② ❌ 誤答「リクルート事件」
リクルート事件は未公開株の譲渡をめぐり1988年に発覚し、竹下登内閣退陣へつながった。航空機会社と1976年の前首相逮捕の事件ではない。

③ ❌ 誤答「シーメンス事件」
シーメンス事件は1914年、ドイツ企業と日本海軍の贈収賄が問題となり山本権兵衛内閣が退陣した。ロッキード事件より約60年前である。

④ ❌ 誤答「造船疑獄」
造船疑獄は1954年、造船業界の利子補給法制定をめぐる贈収賄事件で、吉田茂内閣期に起きた。田中角栄が航空機売り込みで逮捕された事件ではない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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