JT3-A07|歴史総合・日本史探究 対策問題
239年に魏へ使者を送り「親魏倭王」の称号を与えられた邪馬台国の女王はだれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
卑弥呼
背景・因果
『魏志』倭人伝によれば、倭国の大乱ののち諸国が共立した女王卑弥呼は、239年に魏の皇帝へ使者を送り、「親魏倭王」の称号と金印、銅鏡100枚を与えられた。卑弥呼は呪術(鬼道)で人々を治め、政治は弟が補佐したと伝えられる。
覚えるポイント
邪馬台国の所在地(畿内説・九州説)は未決着で、共通テストでは「所在地を断定する選択肢」がしばしば誤りの選択肢になる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「推古天皇」
推古天皇は6〜7世紀に厩戸王・蘇我馬子と政治を行った天皇で、3世紀の邪馬台国女王ではない。遣隋使の時代に当たる。
② ❌ 誤答「神功皇后」
神功皇后は『日本書紀』などに見える伝承上の人物で、魏志倭人伝が親魏倭王として記す名は卑弥呼である。
③ ✅ 正解「卑弥呼」
『魏志』倭人伝によれば、邪馬台国の女王卑弥呼は239年に魏へ使者を送り、親魏倭王の称号・金印・銅鏡などを得た。鬼道で倭国を治めたと記される。
④ ❌ 誤答「台与」
台与は卑弥呼の死後の混乱を収めるため女王となり、西晋へ使者を送ったとされる。239年に親魏倭王となった本人ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。