KZ-R8T-14|歴史総合・日本史探究 対策問題
表の中世の事例にある、忍性が建てた「北山十八間戸」はどのような施設か。

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正解: 3
正解
ハンセン病患者など病人を救済する施設
背景・因果
律宗の僧忍性は奈良に北山十八間戸を建て、ハンセン病患者ら病人の救済にあたった。古代の悲田院・施薬院(光明皇后)、近世の捨て子保護と並べ、救済の歴史を通史でたどる表になっている。
覚えるポイント
表の古代・中世・近世の3段を縦に比較する構成。忍性=律宗=北山十八間戸(奈良)の3点セットで覚える。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「武士の軍事訓練場」
武士の軍事訓練は弓馬などを行う場所で実施されたが、忍性が設けた北山十八間戸の用途ではない。忍性の社会事業と結び付ける必要がある。
② ❌ 誤答「銭を貸し付ける金融機関」
中世に銭を貸した金融業者には土倉や酒屋があった。北山十八間戸は金融機関ではなく、病人を収容・救済する施設である。
③ ✅ 正解「ハンセン病患者など病人を救済する施設」
律宗の僧忍性は奈良に北山十八間戸を設け、ハンセン病患者など病人の保護・救済に当たった。表が扱う救済の歴史に対応する施設である。
④ ❌ 誤答「年貢を保管する倉庫」
年貢を保管する施設は年貢米を収める蔵などであり、北山十八間戸ではない。十八の区画を備えたこの施設は病人救済を目的とした。
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。