DA-B05|情報Ⅰ 対策問題
5日間のアイス販売数 10, 12, 14, 40, 14 のデータがある。40の日は近くで花火大会があった。分析の進め方として最も適当なものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
外れ値の適切な扱い(原因確認と両面分析) を問う問題です。
解説
外れ値とは、他の値から大きく離れた値のことです。外れ値を見つけたときの手順は、(1)まず原因を確かめる → (2)実際に起こり得る値なら「含めた場合」と「除いた場合」の両方で分析する → (3)除いたときはその理由を報告に明記する、の3段階です。
今回の40には「近くで花火大会があった」という実際の原因があるので、入力ミスではなく本当に起きた値です。平均を計算して比べてみましょう。
- 含めた場合: (10+12+14+40+14)÷5=90÷5=18個。
- 除いた場合: (10+12+14+14)÷4=50÷4=12.5個。
「ふだんの販売力」を知りたいなら除いた12.5が、「イベント日にどれだけ伸びるか」を知りたいなら両者の差が意味を持ちます。つまり、どちらが正しいかではなく、分析の目的によって使い分けるのです。
絶対にしてはいけないのが、理由を示さない書き換え(改ざん)と、都合の悪い値を伝えない報告(隠蔽)です。データ分析の信頼は「何をどう扱ったかをすべて開示する」ことで成り立ちます。
共通テストでは「外れ値を見つけたら次にどうするか」という手順の判断がよく問われます。「即削除」「黙って修正」「分析中止」はすべて誤答の型で、「原因を確認し、扱いを明記して両面から分析」が正解の型です。
選択肢の確認
1.○ 原因(花火大会)を踏まえ、含めた場合と除いた場合の両方を確認するのが適切。
2.× 実際の原因がある値を根拠なく書き換えるのは改ざん。
3.× 影響の大きい値を伝えないのは隠蔽で、平均18だけでは実態を誤解させる。
4.× 外れ値があっても、扱いを決めれば分析は十分可能。
ここだけは覚えよう
外れ値は「原因確認→両面分析→扱いを明記」 — 即削除・黙った修正は改ざんのもと。