DA-B07情報Ⅰ 対策問題

データの活用データ分析特訓 (第4問対策)

「気温」と「おでんの販売数」の散布図が右下がりだった(相関係数 -0.85)。この状況の記述として最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

負の相関(一方が増えると他方が減る関係) の正しい読み方 — 「負=関係が弱い・悪い」ではありません。

解説

相関係数とは、2つの量の直線的な関係を−1から+1までの数値で表した統計量です。読み取りは2段階に分けます。まず符号を見る: プラスなら「一方が増えると他方も増える」(散布図は右上がり)、マイナスなら「一方が増えると他方が減る」(右下がり)。次に絶対値を見る: 1に近いほど点が直線の近くに集まり、関係が強いことを表します。

−0.85は、符号がマイナスで、絶対値0.85は1にかなり近い。つまり「気温が低い日ほどおでんが売れるという強い傾向」です。符号は関係の向きを表すだけで、強さとは無関係。−0.85は+0.5よりずっと強い関係です。

そして負の相関は「悪い結果」でもありません。「寒くなる予報の日はおでんを多く仕込む」というように、向きがどちらであっても強い相関は需要予測に使える有用な発見です。なお「おでんを売ると気温が下がる」のような因果の逆転は、相関の符号とは別の問題として常に吟味します。

共通テストでは「相関係数−0.9と+0.6ではどちらの関係が強いか」のように、符号と強さを混同させる選択肢が定番です。「符号=向き、絶対値=強さ」と2段階で読む癖をつけましょう。

選択肢の確認

1.○ 右下がり(負)で絶対値が大きい=強い負の相関、の正しい記述。
2.× 絶対値0.85は強い相関。「関係がない」のは0に近いとき。
3.× 負の相関は分析の失敗ではなく、関係の向きがマイナスというだけ。
4.× 因果の向きが逆で、現実にも不合理。

ここだけは覚えよう

符号=向き、絶対値=強さ — −0.85は+0.5より強い。負の相関も予測に使える。

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