SO-J01情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決事例判断特訓

銀行を名乗る電話で「不正利用を確認したので、今からSMSで送る確認コードを読み上げてほしい」と言われた。対応として正しいものはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

認証コードの詐取(多要素認証破りの手口) を見抜く問題です。「その情報は何のためにあるか」から判断を組み立てます。

解説

まず、SMSで届く確認コードの正体を理解しましょう。これは多要素認証の一部で、「登録した電話番号のスマートフォンを持っている本人」であることを証明するための使い捨ての合言葉です。つまりコードは本人であることの証明そのもの。攻撃者はすでに盗んだパスワードでログインを試み、最後の関門であるコードだけが足りない — だから電話で聞き出そうとしているのです。読み上げた瞬間、多要素認証は突破されます。

事例判断の手順は次の通りです。1. 相手の名乗りは信用できるか — 電話の発信者は名乗りを自由に偽れるので、確認不能と考える。2. 要求されている情報の性質は何か — 認証コードは本人証明そのものなので、正規の事業者が電話で尋ねることは絶対にない。この時点で詐欺と断定できます。3. 対応する — コードは伝えずに電話を切り、自分で調べた公式窓口(カードの裏面や公式サイトの番号)にかけ直して事実を確認する。「通信の起点を自分にする」ことで、相手が偽物でも本物でも安全に対処できます。

これは、人の心理につけ込んで秘密を聞き出すソーシャルエンジニアリングの典型例です。「不正利用の確認」という緊急事態を装って焦らせるのも常套手段です。

共通テストでは、電話・メール・SMSで認証情報を求められる場面の判断として出題が予想されます。「認証コード・パスワードを聞く相手=詐欺」「確認は自分から公式経路で」の2点で即断しましょう。

選択肢の確認

1.○ コードを渡さず、自分で調べた公式窓口で確認する。起点を自分にする正解行動。
2.× 本物の銀行が電話でコードを尋ねることは絶対にない。名乗りは偽れる。
3.× 一部でも突破の材料になり得るし、渡してよい量の問題ではない。
4.× パスワードはさらに重大な認証情報。より深刻な被害を招く。

ここだけは覚えよう

確認コードを電話で聞く相手は100%詐欺 — コードは本人証明そのもの。切って、自分で調べた公式番号にかけ直す。

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